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研究内容

リハビリテーション科・部で行っている研究の方針と内容をご紹介します。

東京大学医学部附属病院リハビリテーション科・部および大学院医学系研究科・リハビリテーション医学分野では、様々な疾患や障害を対象として研究を行っています。最近の成果は「研究業績」を参照して下さい。特に多くの領域と関係を持つリハビリテーションという特徴を生かし、様々な機関と共同研究を行っています。共同研究機関は、院内他科にとどまらず、大学内他学部、大学外の研究施設、他の大学病院や専門病院に及んでいます。
現在進行中、計画中の主な研究内容を、ご紹介できる範囲でお伝えします。研究に関わるスタッフは不足しています。医員などの医療スタッフの他、大学院生、研究員などの形で受け入れる用意がありますので、興味がおありの方はリハビリテーション科・部メールアドレス まで是非御連絡下さい。
三次元動作解析を用いた運動器疾患の治療効果判定
2006年にリハビリテーション部が新中央診療棟IIに移り、動作解析システムも更新されました。様々な運動器疾患に対する保存的治療、装具治療、手術的治療などの効果判定を行っています。

ロコモティブ・シンドロームの運動解析と理学療法
運動期疾患による要介護状態を予防するという観点から「ロコモティブ・シンドローム」という概念が提唱されています。われわれはこの病態を動作解析をはじめとした様々な手法で明らかにし、これに対する理学療法のあり方を研究しています。

先天性無痛症の診断・評価および治療・ケア指針作成のための研究
厚生労働省難治性疾患克服研究事業として、先天性無痛症(先天性無痛無汗症を含む)の研究を行っています。先天性無痛症の患者さんは、骨折・脱臼を生じやすく、しかもそれに気づかないことがあり、関節変形(Charcot関節)につながることが多くあります。われわれは主に運動障害に及ぼす感覚障害の影響といった側面から臨床研究を行っています。

二分脊椎症児のリハビリテーションに関する研究
二分脊椎のでは、多様な麻痺形態により複雑な下肢の変形、拘縮を引き起こし、そのリハビリテーションアプローチは複雑になります。われわれは主に足部変形に注目し、変形が他の関節に及ぼす影響、治療による変化を動作分析などを通じて研究しています。

先天性四肢形成不全の治療およびリハビリテーションに関する研究
先天性四肢形成不全では、義肢・装具による治療、機能再建手術による治療が行われ、いずれもリハビリテーションが深く関与します。適切な治療法の選択について、動作解析などを用いて臨床研究を行っています。

進行性骨化性線維異形成症の病態に関する研究
平成19年度より難病(難治性疾患克服研究事業の対象疾患)に認定された進行性骨化性線維異形成の病態解明・治療法確立に向け、他施設と共同で臨床研究・基礎研究を進めていきます。

血友病性関節症に対する装具治療と理学療法
血友病は適切な止血管理を継続しないと繰り返す関節出血により関節症を引き起こします。関節症の進行予防、機能改善のための保存的治療について研究しています。

骨系統疾患の診断およびリハビリテーション、長期予後に関する研究
骨系統疾患は全身の骨・軟骨の形成・成長に異常を示す疾患群で、300種類以上が知られています。代表的な症状には、低身長、関節障害、易骨折性があります。われわれは、軟骨無形成症、先天性脊椎骨端異形成症、骨形成不全症といった比較的頻度の高い疾患から、よりまれな疾患まで、診断、リハビリテーションアプローチ、成人後の管理について臨床研究を行っています。

血液悪性腫瘍に対する幹細胞移植時のリハビリテーションに関する研究
血液悪性腫瘍に対する治療、特に造血幹細胞移植を行った場合、体力の低下により身体機能予後が低下することが知られています。われわれは当院で造血幹細胞移植を受ける患者さんに運動療法を行うことで、身体機能予後を改善する取り組みを行い、これを検証しています。

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